【制作のこだわり】花びらの縁にひと手間。色合いを際立たせたクレイローズ

窓際のアンティークテーブルと籠に飾られた大輪のクレイローズ3輪。背景に和庭園。 shinoの作品
粘土だからこそ表現できる理想のバラ

アトリエFLORET-Shino 講師の「しの」です。
数あるサイトの中から見つけて下さってありがとうございます。

手作りの粘土のバラは、花そのものだけでなく
制作のために「向き合った時間」
という気持ちまで贈れるのが魅力です

今回制作したクレイローズは
それぞれ異なる表情に仕上げました

満開の姿と、これから開いていく途中の姿
その違いを写真から感じていただけると思います

60枚以上の花びらを組みあわせて作ったクレイフラワーの大輪のバラ
60枚以上の花びらを一枚いちまい、丁寧に楽しみながら制作したクレイフラワーです

左のバラ(イエロー・アプリコット系):粘土の花びらは60枚以上重ねています。クシュクシュとしたクラシカルな「ロゼット咲き」

右のバラ(ディープピンク・コーラル系):それに比べると少し小ぶりです

​この華やかなボリューム感と引き締まったバラが、お互いの個性をより際立たせているのではないかなと思います

​一方は温かみのあるアンティークなイエロー
もう一方は少し青みを含んだ深みのあるピンク

​異なる色合いですがどちらも「アンティーク調」のくすんだトーンで
統一することで、まとめやすくなりました

あとひと手間は、イエローのバラの花びら先端にほんのりピンクの絵の具を重ねたこと


この小さなひと手間によって、互いを引き立てながら自然に調和し
作品全体に色がぐっと深まったんじゃないかなと思います

​左のバラは今まさに満開を迎え、右のバラはまだこれから
さらに開いていくその途中の美しさを持っています

この2輪が並ぶことで、時間の流れや小さな物語を感じさせてくれます


丸めた粘土から花びら一枚一枚を形づくっていく過程
その時間を知っているだけに
完成した姿を前にすると
しばらく眺めてしまうほどの癒しの時間になります。

堺市の和風のお庭から撮影した窓際に飾られた大輪のクレイフラワー
アンティークな色合いで和と馴染む大輪のクレイフラワー

手作りは、部屋に置いたときに「買った物」ではなく「物語のある物」になります

私は、手作りの作品を見るとき上手かどうかではなく
「その方の好きなテイスト」
「一番表現したかった部分はここかな」
と想像しながら眺める時間が好きです

一点ものだからこそ生まれる温かみ
,完璧な完成品にはない味わい、


そしてその作品にこめられた物語を
感じられる人でありたいと思っています

暮らしの中に手作りのやさしさを。クレイフラワーを手テーブルに飾る
「枯れない花」だけではなく「大切に作った時間」も飾っている感じがします。
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